こんにちは。

今回は、相続分野に関して、行政書士が行う相続手続きと司法書士が

おこなう相続手続の違いについて考えてみます。

前回のブログで記載しましたが、行政書士と司法書士も相続では

協力関係にあり、競合関係という感覚ではないです。

当事務所でも行政書士が作った遺産分割協議書を利用して、戸籍調査で収集した

戸籍や法定相続情報一覧図の写しを添付して司法書士の方に登記申請を

お願いしております。

そして、相続税が関係するような遺産が多いご家庭の場合には、

税理士の方に相続税申告をお願いするという流れです。

ただし、実際には、相続税のかかる方は、東京23区など都心に家を構える

方がほとんどです。

そのため、北海道の相続では、税理士が登場することなく、行政書士が依頼を受

け、また逆に司法書士が依頼を受け、2つの士業で相続を完結することも多いです。

相続する財産構成で多いのは、通常預貯金や不動産の組み合わせです

ので、行政書士が預貯金、不動産その他すべての財産の分割後の帰属を示した

遺産分割協議書を作ります。そうすると一枚の書面ですべての財産

の分け方が示されますので、のちの紛争の予防にもなり一回的な解決が

図れます。これが行政書士に遺産分割協議書を依頼するメリットです。

また、司法書士の方は登記の専門家ですので、登記申請をする限り

においては、登記するために必要な範囲(登記の付随書類として)

で遺産分割協議書を作成できますので、

そのような場合には、行政書士に頼まないで、司法書士の方のみで

相続に関する移転登記ができます。

相続の専門の司法書士事務所の場合、たいていの場合、行政書士も一人

は在籍していることが多いですので、その場合登記に関する遺産分割協議書に限定す

ることなく、預貯金等不動産登記が登場しない

すべての財産の帰属を示した、遺産分割協議書も作成できます。