こんにちは。エンディングノートというものが最近書店に並んでいます。

生前にこれまでの生き方を振り返り、残されることになる家族のことを

考え、言葉に残したり、行動したりすることができる方は本当に尊敬できます。

遺産の点からいうと、生前にできる対策は何通りもありますが、

残されたご家族が後で揉めないようにするということが

大事ではないかと思います。

財産が多い少ないにかかわらず、

遺産分割の際に家族間でもめること

は珍しくありません。

相続税は事業をしていない方以外は、

ほとんど一般の方はかかりませんが相続税対策という本ばかり目立ちます。

確かに、いわゆる相続税控除額(3000万円+相続人の数×600万円)

というものがありそれを超える方は、原則として相続税がかかりますが、

実際、相続の際には、さまざまな

特例によって相続税はかからないようになることがほとんどですので、

生前に自分の財産を減らそうとしなくても問題ないと思います。

相続税がかかる方は東京の都心に持ち家を

もって住んでいる方がほとんどであり、

北海道内で相続税を多額に支払うことになる方は少ないです。

私なりに考える生前すべき対策としては、相続税対策として複雑な保険

などに入るよりも、財産をシンプルにまとめてあげることの方が良いと考えます。

例えば、預貯金が5行も6行もある方でしたら、2行くらいにする、

株式投資をやめて現金化する、不動産投資をしている場合には、

不動産を売却して現金化しておくなど、持ち家以外の財産は、明確に

分けることができる現金や預貯金に変えておく方が良いと思います。

実際に相続手続の業務を行っていて、遺産分割の話がまとまら

なかったり、長引くのは、持ち家以外の不動産が多数あったり、証券

が多い場合です。明確に分けることができない財産は、もめる可能性の

高い財産(遺産)といえます。

相続税対策として、財産を複雑化するよりも、単純化する方が

よいと個人的な意見としては思います。