こんにちは。

今回はお客様からよく聞かれる専門家の区別について

聞かれることがありますので、説明したいと思います。

一番聞かれるのは、「行政書士さんと司法書士さん」はどうちがうの?

という質問です。

弁護士は裁判関係であること、税理士は税の申告の専門家という

ことが一般の方もご存知ですが、行政書士と司法書士の違いを知っている方は

少なくないです。

一言でいうと行政書士は、大きく分けて2つの分野の書類を作成します。

①「行政手続書類作成業務」これは、官公署に提出する書類作成のことをいいます。

例えば、建築業許可申請など、許可を求める申請を企業の代わりに行う業務です。

これが主に知られる行政書士の業務の代表的なものです。

②「民事書類作成業務」これは、権利義務又は事実証明に関する書類作成のことを

いいます。相続でいえばこの民事書類作成業務権限が行政書士にあるので、

遺産分割協議書の作成を業務としてできる根拠となります。

当事務所でいえば、この②の民事書類作成業務を中心に行政書士の仕事としております。

①の行政手続き書類をされている行政書士の先生方はもっぱら①ばかり業務を

おこなうことが多いです。行政書士の業務自体は幅広くできる資格ですが、

専門分野が分かれることが多いです。

そのため、相続手続きを1件もしたことがない行政書士の先生もおります。

意外と知られていないですが、行政書士の資格を持っていない一般企業の方が

業務として遺産分割協議書を作成することは原則として禁止されております。

北海道ではあまりないですが、相続コーディネーターなる民間のブローカーのような

会社がたまにありますので、資格者が存在しているか確認した方が良いかもしれません。

また、先ほど遺産分割協議書の作成権限は行政書士が持っていると

述べましたが、弁護士は依頼者本人の代理ができるため、遺産分割協議書を

作成することが可能です。弁護士は、すべての法律事務をすることができます。

また、司法書士も登記が関係する遺産分割協議書を作成することができます。

相続に関して言えば、行政書士と司法書士が同じような業務もすることがあり

ますが、この2つの資格の共通点は争いのない方同士の間を取り持つ仕事が特徴であるため、

特に争いなく共存しているようなイメージです。

当事務所でも最終的な登記申請については、司法書士の先生にお願いしております。

税理士の先生は、税理士と行政書士の登録を両方していることがありますので、

行政書士の資格を保有している税理士の先生は、遺産分割協議書を作成すること

が可能となります。

当事務所では、相続税が発生し、税申告が必要な額になった場合には、相続税の分野

に詳しい税理士の先生に税申告についてご紹介してスムーズに相続に関するすべての業務が

できるような体制となっております。

あと、直接相続の仕事でないのですが、例えば専業主婦の方のご主人様が亡くなった

ときは、遺族年金の申請などを行う必要がありますが、この年金の申請の分野に関しては、

社会保険労務士が専門家であるため、年金申請を専門家にお願いしたいときは、社会保険労務士

の先生にしてもらうこととなります。

当事務所でも社会保険労務士の先生をご紹介することができます。